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今週の書評11/1

このごろ書評を読んでも、僕の方の心の琴線に響かない。先週なんかは毎週日曜日には必ずチェックしていた書評を読む、という習慣さえ忘れていた。

これではいかんと、一応読むには読んだが、あまり触手が動かないようだ。

心が磨耗している・・・? 二日酔いの時は軽い鬱に似た症状になって、何でもネガティブに考えるということはあるけど、二日酔いにもなっていないし、それ程ネガティブでもないような。

この一ヶ月、ちょっと飲酒の回数が増えたから、軽????い鬱の状態がずっと続いていたのかも知れない(W

、、、

今週は小説や小説論の紹介が多い? 多いとか少ないとか、きっと一、二篇の差なんだろうが。

■その中では、江国香織が紹介している「瘡はん(変換せず=病だれに一般の般)旅行」(=西村賢太著)が面白いのかどうなのか分からないが、ちょっと惹かれるものがある。

ごく一般的な不規則性を持った男女の中年カップルの生々しい物語? 身辺の些細な物事や諍いやいたわり合いの描写? そんな話が五冊も書かれているらしい。作者自身の生活を書いたものだろうか。

そんな日常は嫌と言うほど体験しているから、とても他人の体験まで付き合いきれない。

■今年の春にMHKスペシャルとして放送された「マネー資本主義(三回シリーズ)」が本になった。現在の経済破綻の原因となった投機市場の構造について興味がある人は読んでみるといい。NHK出版 ¥1260

■以前にイギリスの政治についての良い面を書いた本の紹介を取り上げたが、今回はその逆の、悪い面を解説した本が紹介されていた。

中流社会を捨てた国 P・トインビー、D・ウォーカー著 伊東光晴評

サッチャー改革によって、イギリスはアメリカに次ぐ世界第二位の不平等な国家になったとする。また、スーパーリッチを羨むリッチ層が抱えるストレスについても書いている。

高福祉は怠惰を生み出すと言うし、競争社会は落ちこぼれを生む。競争社会は経済を発展させるはずだったのに、行き過ぎた自由は極端な個人主義と差し替えられ、社会全体を見通す目を曇らせるようだ。

今世界の先進国で福祉の見直し(セーフティーネットというネガティブな方向だが)が行われているようだが、自由主義=競争原理の保護 という概念がいまだ幅を利かせている現在においては、本来の意味での福祉政策というのは十分には行われないだろう。

人が治める限りは、政治/社会というものは、理想に歩み寄ることは出来ないのだろうか。やはり、「治める」ことを極限まで縮小して、地域の合意に任せっぱなしにするような、地方分権というか、村社会的な考え方のほうが人間ひとりひとりは幸せなんじゃないのかな。


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テーマ : 書評 - ジャンル : 本・雑誌

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プロフィール

HYPO

Author:HYPO
HYPO(hypo)とは、

●hypo=チオ硫酸ナトリウムの通称
●hypoxia=酸素欠乏症
●hypocrite=偽善者
●hypo(他動詞)=1 ?に皮下注射 する 2 刺激 する 3 増強する
●hypo(接頭語)= 〔正常値より〕下の、異常に低い

※因みに・・・、
カバはhippopotamus

美大中退後、肉体労働を経て店舗プランニングの世界へ飛び込み、都銀のCIデザインなどを手がけた後、今度はマーケティング分野に首を突っ込み、30で独立。
23年ほどプランニング会社の代表を務めた後、ライブバーの経営に手を染めて半年で挫折。就職活動の末入社した設計事務所勤務を5ヶ月でリタイヤし、現在事務所として使っていた自宅の地下を音楽スタジオとして運営中。

学生時代から始めたバンド活動が、なんやかやと続いていて、気が付けば音楽がいつも身近にあった、という感じかな。

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