FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今週の書評09/4/12

<毎日新聞 2009/4/12 書評欄への感想>

困った・・・。

たまたま掲載されている本が、週によってそんなに面白そうだったりつまらなそうだったりするのはおかしい。やっぱり、こちらの気分の問題なのかな・・・。

それから、毎週何となく、似たようなテーマの書籍が複数紹介される確率が高いような気がする。これも、僕の気分の問題なのだろうか・・・。


●江戸時代語辞典 エ原浪蔵著(著者の苗字の字が変換出来ない)
「たとえば「芸術」の項は「文武の芸能技術をいう。ただしほぼ同義の芸道という言葉が、もっぱら精神的なものとして解せられるのに対し、芸術といえばむしろ技術的なものとして、芸道よりも浅く考えられている」

なるほど?。だとすれば英語のARTと芸術はほぼ同じ意味なんだな。僕は今まで「芸術」という言葉を「芸道」の意味で使っていたようだ。ただ、芸道と聞くとオリジナリティの少ない継承されるもののように感じてしまう。

●日本の言語景観 庄司博史ほか編著
「言語景観とは、駅の案内表示や飲食の看板など公共的な空間で目にする書き言葉のこと。(中略)写真も電柱に張りつけた手書きの求人広告から、「外国人お断り」のような否定的なものまで豊富に収めた。「研究書」と呼ぶのがもったいないくらいおもしろい」そうだ。

●地団駄は島根で踏め わぐりたかし著 藤森照信評
「近代以前、出雲国(島根県)を中心に行われていた「たたら製鉄」に由来するだとうことは、推測できた。(中略)正解は出雲で発明された大型の「地たたら」で、それがジダンダになまったのだった。ただしこの本は語源研究の本ではない。研究が明らかにした語源の地を訪ねる日本語の旅の本である」
「急がば回れ」という言葉が生れたT字路が滋賀県にあるらしい。「どたんば」は小伝馬町、「くだらない」は新川河岸で生れたとか。

●和本の海へ 中野三敏著
「今ほど江戸が求められている時代はない。だから和本を読んでほしい」と著者は強調する。
「近代中心主義が行き詰まり、近代が最も毛嫌いしてきた江戸に関心が移ってきた。(中略) 「100万点はある和本のうち1%程度しか活字になっていない」状況の中で(後略)」

他にも近世や近代に目を向けた書籍が紹介されている。別にアナクロと批判する気はないし、何やら面白そうな気がしないでもないのだが、こうも似たような視線の距離感を並べられると、そういう時代(というか今日この頃)の気分というのが、人々の情緒や感性に影響を与えているのかと考えてしまう。

そういう気分にさせられることが、頻繁にある。

そして、普段だったら興味を持ちそうな書籍に、全く興味が持てない自分を、不思議な感覚で見つめている僕がいる。

原因がわからない。

、、、
スポンサーサイト

テーマ : 書評 - ジャンル : 本・雑誌

コメント

地団駄は島根で踏め

はじめまして☆
「地団駄は島根で踏め」の著者、わぐりたかしです。
お時間ありましたら、拙著を読んでみていただけると幸いです。
つまらなかったらお代はお返しします!
ちなみに、日本語の「旅」ものです。
日本初のテーマとチャレンジだと自負しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

恐ろしい時代ですね~

こんな誰も見に来ないようなNETの片隅のブログに、ちょこっと本の題名を書いただけで、作者からコメントが来るんですね~(w

さっそく わぐりさんのブログを訪問してみました。なるほど面白い視点で追求されているんですね。し方がないから近日中に本屋に奔るつもりですが、「つまらなかったらお代はお返しします」って、どうやって返すんだろう・・・。

北沢三丁目へお送りします。

もっともその可能性は、
限りなくゼロだと信じておりますが・・・


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

HYPO

Author:HYPO
HYPO(hypo)とは、

●hypo=チオ硫酸ナトリウムの通称
●hypoxia=酸素欠乏症
●hypocrite=偽善者
●hypo(他動詞)=1 ?に皮下注射 する 2 刺激 する 3 増強する
●hypo(接頭語)= 〔正常値より〕下の、異常に低い

※因みに・・・、
カバはhippopotamus

美大中退後、肉体労働を経て店舗プランニングの世界へ飛び込み、都銀のCIデザインなどを手がけた後、今度はマーケティング分野に首を突っ込み、30で独立。
23年ほどプランニング会社の代表を務めた後、ライブバーの経営に手を染めて半年で挫折。就職活動の末入社した設計事務所勤務を5ヶ月でリタイヤし、現在事務所として使っていた自宅の地下を音楽スタジオとして運営中。

学生時代から始めたバンド活動が、なんやかやと続いていて、気が付けば音楽がいつも身近にあった、という感じかな。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。