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防音は吸音に通ず

もうだいぶ経ってしまったんだけど、8月にスタジオの防音工事をした。
天井に自作の防音パネルを全面取り付け。防音パネルとは、

12mmコンパネの両面に防音ゴムシートt5mmを接着剤で貼り、さらに鉄粉入りの防音シートt1.5mmで包んだもの。

70cm×90cmぐらいのサイズで、一枚当たり20kgを越す代物が出来てしまい、ずっと上を向いた作業を考えると、とても素人には不可能なさぎょうだと分かり、懇意にしている内装業者の手配でプロに工事してもらった。

プロの人でも作業時間の見積もりを間違えるくらい、なかなか難しい工事になり、結局3人×3日間。予定していた金額を大幅にオーバーして、何とか完了することが出来た。

完成後、最初に入ったバンドの音を上のフロアで聴いて、工事前よりは三分の一ぐらいの音量になったと感じてホッとしたのも束の間・・・、

しばらくすると、来店するバンドの音がどんどん大きくなって来るのに気付いた。

どうも防音工事の結果、天井の音の跳ね返りが激減して、自分たちが出している音が小さく聴こえるようなのだ。その結果、音の密度を上げようとして音量を上げてしまうらしい。

自分のバンドでも使ってみたが、今までより各パートの音がよく聴こえて、音選びの微妙なところが分かる。これは僕的には良いことだと思うのだけど、音圧を欲しがる人には物足りないのかな?

リハーサルというのは、本来アンサンブルを確認するためのものだから、バランスが取れていて、かつお互いの音が良く聴こえるのがベターだと思うのだけど・・・。

そんなこんなで、スタジオのドアを開けては、音量の調整をすることが多くなった。各プレーヤーの好みやバンドの指向性をヒヤリングしながらではあるけど、スタジオの特性を熟知した僕が調整した方が、演奏しやすい音になることが多い。結果としてもバンドのメンバーからは「演りやすくなった」という評価をいただいている。

でも・・・、

なるべくなら自由に音を出してもらいたという気持ちがあるので、忸怩たる思いもありつつ・・・。

まぁ、元々「爆音系」はNGって言ってるんで、そこは仕方が無いとも思う。

せっかく大金をはたいて防音をしたんだから、少しは他のフロアへの音漏れ音量が下がらないと情けない感じだしねW
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テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

シエラデコブレの幽霊

久々の更新。それも完全な雑談的な(W


むか??し、TV朝日で一回放送されたVシネ的な映画なんだけど、これがやたらと怖くて、すごく印象に残ってる。スパイ大作戦に出演していたマーチン・ランドー主演。

アメリカの田舎町の丘の上のお城のような場所が舞台になっていて、暗い画面の中に半透明な幽霊がチラチラと出現するような・・・。今時のホラーのような、露骨な描写は無くて、むしろ心理劇みたいな話だった。

この映画の話を6,7年前にとあるパーティでしていたら、東大の経済学の教授という人が食いついて来て、是非再放送させるように運動しましょう、とか言っていた。その映画について色々詳しくて、有名人の誰某もファンだとか、映画の成り立ちは、「アウターリミッツ」というTVドラマシリーズの後継番組の試作として作られたけど、没になって、試作だけが放送されたんだとか、そんな話を聞かせてもらった。

そう言えば「アウターリミッツ」も印象に残ってる。このTVドラマシリーズから劇場作品も一作作られていた。僕の記憶に残っているのは、タイムマシンのような装置で人間が未来人になって、脳が異常に発達して超能力を持ってしまう、みたいな話とか、地底人の話とか・・・。地底人はひょっとしたら、TV版「スーパーマン」の中の話だったかも知れない。

けっこう面白かった。

、、、

こういう記憶はいつも頭にあるし、急に日記に書くほどのこともないんだけど、今日わざわざ書くことになった理由はと言うと、

「シェラダコブレの幽霊」または「シェラダコブレ」、「シエラダコブレ」 これらのキーワードで、GoogleもYahooも全然ヒットしなかったということだ。タイトルと全文検索で引っかからないって、どういう訳だろう。ついでにYOUTUBEも同じようにやってみたけど、ヒットしなかった。

この「シェラダ??」って地名なんじゃないかと思うんだけど、あまりにもマイナーな言葉って、英語に変換されないんだな?。

ある意味面白い。

、、、


上記の日記を書いた後に、ちょっと思いついて、「シェラネバダ山脈」をWikiって、スペルをコピー、シェラにda cobleと加えてググってみたところ、

出ました。シエラ デ コブレだったようです。実際に見て感想文を書いている人がいたので、引用しておく。

http://simplydead.blog66.fc2.com/blog-entry-197.html

http://bp.cocolog-nifty.com/bp/2009/08/sierra-de-cobre.html

いろんな人がカキコしていて、やはり相当怖かったようだ。でもDVD化されてないみたい。

、、、

明けましておめでとうございます。

年末はブログもだいぶサボってしまった。どうも、ここに載せるような内容が思いつかなかったといったところ。

とりあえず新年。虎の絵でも載せておくか?。

寅年年賀



音楽スタジオを始めて、とうとう一年経った。
色々なことがあったけど、まぁ、面白かったかな。

音楽に関わる時間が長くなった分だけ、音楽頭が良くなって来たというのは感じる。

スタジオの管理人に、そんなことが必要かどうか、というのはあるけど、
僕の個人的な気持ちで言えば、それは嬉しいことなので、ヨシとしておこう。

今年も色々な人、色々な音楽と出会っていけたら良いな。

とりあえず、そういうことで、

今年もよろしくお願いします。

、、、

今週の書評12/6

<毎日新聞 2009年12月6日 書評欄>

■傲慢な援助 ウィリアム・イースタリー著 白石隆評

「世界には多くの貧しい人たちがおり、なんでもない病気で毎年、一千万人のこどもが命を失っている。(中略)世界には、お金を本当に必要としている人たちにお金を届けることができない、という現実がある。ではどうすればよいのか」

「先進国が巨額の援助をすれば、世界の貧困問題は解決できると考える。茶者はそういう人たちを「プランナー」と呼ぶ。「我々白人が貧しい人たちに代わって貧困などの途上国が抱える問題を解決してやろう」といった18世紀以来の「白人の責務」論的精神で作られた壮大な計画(プラン)はうまくいかない」

「世界銀行の構造調整、IMF(世界通貨基金)のコンディショナリィ、軍事介入、体制変革などはやめた方がよい。貧困問題は、政治的、社会的、歴史的、制度的、技術的、その他の問題が絡み合っており、問題解決のためには、ワクチンの接種、栄養改善等、できるだけ具体的に課題を設定し、現状に即しつつ、それぞれの国の当事者の自助努力を促すかたちで取り組まなければならない。これが本書の首長であり、著者はそういうアプローチをとる人達を「サーチャー(探す人)」と呼ぶ」

朝鮮、ベトナム以来の米国の軍事介入、日本のODA、こうした行為が決して当事国のためにならないということを、今更のように研究、指摘しているようだ。このような構造は、日本の農政その他の政策にも当て嵌まる。この問題の難しい点は、当事者側にも援助を求める声が必ず存在することにある。

一般化すると、構造的な原因から経済的な弱者に甘んじている対象を、少なくとも生存させるための援助をするとすれば、それはハード(金を含めた物質的援助)ではなく、ソフト(アイデア、セオリーその他の思考)なんだろう、ということだ。


■行動する市民が世界を変えた 目加田説子著

「非政府組織(NGO)が小国と連携して国際交渉を主導し、大国を圧倒する影響力を発揮するーー。かつてなら考えられなかったことだが、今では国際政治のひとつのスタイルとして定着した感がある。本書は、クラスター爆弾禁止条約を作った軍縮交渉「オスロ・プロセス」に、日本のNGO代表としてかかわった著者による現場からのリポートである」

トービン税を主張するATTACの動きなども重要。

■メッテルニヒ 塚本哲也著 山崎正和評

「ナポレオン敗北後のウィーン会議を主宰し、十九世紀前半の欧州の平和を実現した大外交官だった。保守的な現実主義を貫き、勢力均衡による平和を説いて成功した指導者として、キッシンジャーのような二十世紀の政治化にも大きい影響を残した」

「ナポレオンに敗れたオーストリアの外相に就任し、巧みに武装中立を堅持して、ロシア・プロイセン陣営とフランスを仲介する地位を獲る。ナポレオンがロシアに敗れると、止めを刺す戦争には加わりながら、勝ち誇る戦勝国を冷静に牽制し、英国を含む全欧州に勢力均衡の状況を生み出した」

「政治的には彼の嫌う民族主義と社会主義が勃興し、英国風の穏健な改革を願う彼を追い詰めた。(中略)著者はこの主人公に愛憎半ばする思いを抱き、当然ながら彼の言論統制を厳しく責めつつも、そのイデオロギーには同情を隠さない。民族主義はヒトラーを生み、社会主義はスターリニズムに帰したことを、新聞記者の見識で知悉しているからである」

「時代の次を見ている人は幸せであるが、次の次を見ている人は、光栄有る、しかし苦難多き晩年を送るほかはない、と」

、、、

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先週の書評11/29

<毎日新聞2009年11月29日 書評欄>

今週は一冊だけ。

■検証 秋田「連続」児童殺人事件 北羽新報社編集局報道部編 田中優子評

畠山鈴香事件(自分の子供も含めて二人の幼児殺害)に関する、地元新聞の追跡調査。マスメディアの実態も含めた、詳細な報告となっている。

↓Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/秋田児童連続殺害事件

注目される論点は二つ

1)マスメディア

「当時、藤里町には大勢の報道陣が押し掛けていた。狭い団地の中で中継車のエンジン音が鳴り響き、夜中まで遠慮会釈なく、玄関の呼び鈴が鳴らされ、電話がかかってきたという。住民は外から絶えず誰かに監視されているような気がして、洗濯物も干せなかった。メディアが、その場所を見世物の場に変えてしまった。(中略)事件後に犯人がわからないまま生活を送ったその恐怖の上に、メディアにさらされる緊張が重なって疲労困憊しながら、それでも人々がつながりの中で克服してゆく様子が見える」

2)娘の死が殺人だったのか過失だったのか

「メディアを通して私たちが知っていることは、作られた記憶である可能性が高いという。重要な局面で、記憶が漏れ落ちてしまうことがあるという。そして、混乱に筋書きを与えようとする行動が、本当の殺人になってしまうとしたら、そこには人間のどういう仕組みが隠されているのだろうか」

以下の経緯を見ると、事件の経緯と畠山鈴香受刑者(既に有罪/無期懲役が確定)の心理的な問題が概観できる(Wikipediaより)

2006年
4月9日
秋田県藤里町の小学4年女児HA(当時9歳)が行方不明となった。

4月10日
行方不明となっていた小学4年女児HAが自宅から南へ約10km離れた能代市内の川で水死体として発見された。

5月17日
午後3時、被害に遭った男子児童YGの友人が、約束の時間になっても、約束場所に現れないことが心配となり、自宅に行ったところ、YGが直前に下校途中に別れてから、自宅に帰っていないことが判明。
午後5時過ぎ、家族が秋田県警に捜索願を提出。

5月18日
午後3時、能代市の市道脇で、ジョギング中の男性が遺体を発見。秋田県警では、遺体の状況から殺人事件と断定し、捜査本部を設置。司法解剖の結果、YGの死因は首を絞められたことによる窒息死と判明。

6月5日
捜査本部は、33歳の女・HS容疑者(4月に水死したHAの母親)を、YGの死体遺棄の疑いで逮捕。HS容疑者の自宅から血痕や、YGのものとみられる体液も分析の結果発見され、有力な物証とみている。

6月6日
HS容疑者がYGの殺害をほのめかす供述を始める。

6月25日
HS容疑者をYG殺害容疑で再逮捕。

7月14日
HS容疑者は、4月に起こったHAの水死事件に関して、「一緒に魚を見に行った際、橋から転落した。気が動転して助けを呼ばなかった」と供述。これまでの「長女(HA)は『(YGに)人形を見せに行ってくる』と言ったきり戻ってこない」という供述を自らが覆す。

7月15日
HS容疑者が「長女を橋からつき落とした」と供述。

7月18日
HS容疑者をHA殺害容疑で再逮捕。同日、秋田地検はYG殺害容疑でHS容疑者を起訴。

8月9日
HS被告をHA殺害容疑で追起訴。前日、HS容疑者は「なんで私が犯人なの?」などと今までの自身の供述を自身で真っ向否定する供述をしている。

2007年
9月12日
殺人と死体遺棄の罪に問われたHS被告の初公判が秋田地方裁判所であった。HS被告は、YG殺害は認めたものの、長女HAの殺意を否認。またYG殺害についても、当時自分の精神状態が正常だったかどうか自信がないと述べる。

2008年
3月19日
HS被告の判決公判が秋田地裁であり、藤井俊郎裁判長はHS被告に無期懲役の判決を言い渡した。判決要旨としては、「2人の殺害は殺意を持って行われたが、計画性はない」「YG君殺害時の刑事責任能力は認められる」というもの。弁護側は控訴し、検察側も控訴する。

2009年
3月25日
控訴審判決が仙台高裁秋田支部であり、竹花俊徳裁判長は地裁判決を支持し、弁護・検察双方の控訴審を棄却。弁護側のみ上告。

5月19日
弁護側が上告を取り下げたため、地裁が下した無期懲役判決が確定。

色々な推測や憶測が周辺に散らばっているので、詳しいことは書かないが、どうも娘の死に関しては殺害の意思が不明確で、過失の疑いがある。それを警察が捜査尋問中に殺人と断定して行ったのではないか。また、初動捜査段階での不備が、次の殺人の引き金のひとつになったとも考えられる。

近年、殺人事件というと、家族や近親者によるものが多いように感じられる。それはいったいどういう理由なのか。

ひとつ頭に浮かぶキーワードとしては、「安易さ」ということだ。「怠情」と言ってもいいかも知れない。

、、、

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プロフィール

HYPO

Author:HYPO
HYPO(hypo)とは、

●hypo=チオ硫酸ナトリウムの通称
●hypoxia=酸素欠乏症
●hypocrite=偽善者
●hypo(他動詞)=1 ?に皮下注射 する 2 刺激 する 3 増強する
●hypo(接頭語)= 〔正常値より〕下の、異常に低い

※因みに・・・、
カバはhippopotamus

美大中退後、肉体労働を経て店舗プランニングの世界へ飛び込み、都銀のCIデザインなどを手がけた後、今度はマーケティング分野に首を突っ込み、30で独立。
23年ほどプランニング会社の代表を務めた後、ライブバーの経営に手を染めて半年で挫折。就職活動の末入社した設計事務所勤務を5ヶ月でリタイヤし、現在事務所として使っていた自宅の地下を音楽スタジオとして運営中。

学生時代から始めたバンド活動が、なんやかやと続いていて、気が付けば音楽がいつも身近にあった、という感じかな。

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